山口県阿武町の新型コロナ給付金の誤送金で、4630万円を返還拒否をしたまま姿を消してしまった田口翔さん。
現在は警察の任意聴取に応じているそうです。
そこで今回は田口翔さんについて
- 刑罰はなに?
- ネットカジノで使った4630万円の給付金は返ってくる?
この2つに注目してお届けしていきます。
それでは早速、本題に入っていきましょう。
田口翔の刑罰はなに?

「詐欺罪」の可能性
大阪地検の元検事で現在弁護士の、亀井正貴さんによると、銀行をだましたという詐欺罪の可能性が考えられるといいます。
最高裁が詐欺罪と認めた判決が過去にありました。
「約20年前、事業者から本来税理士に支払われる顧問料75万円が、手違いで別の人物に振り込まれ、この人物が借金返済に充てようと考えて銀行窓口でこのお金を引き出した事件がありました」 「誤って自分のもとに来たお金だと知りながら、銀行の係員の前ではあたかも自分の金であるかのようなふりをして引き出したとして、2003年に最高裁が詐欺罪と認めました」
引用元:YAHOO!JAPANニュース
今回、田口翔さんは、スマホの操作でお金を動かしたと説明していますが、大阪地検の元検事で現在弁護士の、亀井正貴さんによると『窓口でなくATMやネットバンキングで送金しても、銀行をだましたことには違いない。この場合は電子計算機使用詐欺罪になり得る』という事です。
「窃盗罪」の可能性
もう1つの可能性は、窃盗罪です。
大阪地検の元検事で現在弁護士の、亀井正貴さんによると「誤って送金されたと知りながら、自分のお金ではないのにATMから現金を引き出したら窃盗罪になり得る」という事です。
田口翔さんの場合、銀行から『間違いだった』とすぐに連絡を受けたにもかかわらず、その後お金を動かしているので、より犯意が強いことになってしまうそうです。
続いては、4630万円の給付金は返ってくるのでしょうか?
田口翔がネットカジノで使った4630万円の給付金は返ってくる?

田口翔さんは「金をネットカジノで全部使った」と説明していると報道されています。
わずか2週間あまりで、4630万円もの大金を「何に使ったネットカジノ」に使ってしまった田口翔さん。
阿武町は今まで「4630万円が戻ってくれば、刑事事件化は求めない」としてきました。
そして、中野貴夫副町長は「罪を償ってほしいとか、そういう気持ちは一切ない。お金さえ戻れば、私たちはそれでいいと思って」と話してきましたが、お金は既にネットカジノに消えてしまっていました。
差し押さえるほどの財産もない。という事なので、給付金の4630万円の返還は難しいのかもしれません。
今後の行方が分かり次第、追記していきます。
こちらの記事もどうぞ↓





