映画「グランド・ジャーニー」公式サイト » STAFF

監督:ニコラ・ヴァニエ
Nicolas Vanier

1962年5月5日、セネガル出身。冒険家であり、小説家、写真家としても活動。幼少期をフランスのソローニュ地方で過ごしたことから、自然の生態と動物への愛情を育んだ。これまでにドキュメンタリーを20本以上撮影・監督し、フィクション映画は本作が5作目。いずれも自然の中で、動物と人間の絆を描いている。日本のアニメ「名犬ジョリー」の原作でもある「アルプスの村の犬と少年」を映画化した『ベル&セバスチャン』(15)では世界の映画祭で喝采を浴び、フィクション映画の監督としてもその名を轟かせた。冒険家としては、彼が尊敬する作家のジャック・ロンドンに影響を受けており、これまでにアラスカ、カナダ、ラップランド、モンゴル、シベリアなどを訪れたほか、犬ぞりで北極圏を踏破している。これまでに日本で公開された主な作品は『狩人と犬、最後の旅』(06)、『ベル&セバスチャン』(13)など。本作では、同名小説も執筆・刊行している。

絶滅寸前の動物をひとつ救うことほど人生で価値があることが、他にあるだろうか?私は映画で世界を変えようと思っているわけではないけれど、できるだけ多くの人に、世界の美しさを見せて伝えることが重要だと思っている。なぜなら、愛するものを人は守りたいと思うから。もし人が自然を愛することができたなら、自然を守るために進んで行動するようになると信じている。この映画を通じて、たくさんの人に自然の素晴らしさを伝えて、小さな一石を投じられたらと願っているんだ。


脚本・主人公のモデル
クリスチャン・ムレク
Christian Moullec

気象学者であり、鳥類愛好家として活動。95年に独自開発した超軽量飛行機(ULM)を用い、2羽のガンと共に初めて空を飛行。その後、鳥たちに渡りを教えるプロジェクトを開始し、00年に33羽のカオジロガンとの渡りを初めて成功させた。以来、渡り鳥の保護および繁殖、飛来ルートの指導に人生を捧げている。近年はフランスのオーヴェルニュ地方カンタルにて、ULMや熱気球に乗り野鳥たちと空を飛ぶツアーも主宰している。フランスでは、野鳥たちと空を自由に飛翔するその姿から「バードマン」の愛称で親しまれている。